Learning to Listen

By Bobby Griffin, Japanese Music Teacher Does the koto sound like falling leaves? Can music sound like the wind? Is silence still music? On Monday, August 31 from 16:30–17:30 in […]
2026年5月卒業式

中・高等部校長 リズ・アンドリュース 先週の土曜日、2026年卒業生の門出を祝う卒業式が行われました。活気あふれるこの若者たちは、本校の第54期卒業生となります。 生徒代表によるスピーチは、YIS コミュニティの一員であることの意味を見事に表すものでした。最初のスピーチをしたラヴァニャとジンイーは、自分たちを植物の「種」になぞらえ、心温まる成長の物語を紡ぎ出しました。最初は暗い土の中から地上に出ることを恐れていたけれども、やがて地面の上には光や可能性、水・太陽・栄養分といった生態系があることに気付いた。つまり、両親や友人、先生や学校の支えがあったからこそ、自分たちは健やかに成長してこれたのだ、と。 そして「自分たちが本当に何を成し遂げることができるのかを知りました。そして、それができたのは、私たちがひとりで成長してきたわけではないからです。手を差し伸べてくれるたくさんの方々に囲まれていたからこそ、私たちはこの道のりを歩み続けることができたのです」と語り、最後に次のようなアドバイスを仲間に贈りました。 「夢が大きすぎて手が届かないように感じたときは、自分が持っている力を思い出してください。あなたという『種』は、ただ地中に埋められたのではなく、いつか必ず実を実らせるために植えられたのですから」 続いて、ルイスとジェイクが、「2026年卒業生からの寄贈品」についての思いを述べました。過去にどのようなものが寄贈されたかを調べる中で、彼らは「物ではなく、特別な時間を贈りたい」と考えるようになったといいます。 そして、こう続けました。 「僕たちの学年が最も結束していたのはどんな時だっただろうと考えました。仲の良い友達グループだけではなく、普段は一緒に過ごさない人たちともつながり、学年全体がひとつになった時のことです」 この言葉からは、彼らが「体験を共有すること」に価値を見出していることが伝わると同時に、この学年の強い一体感が感じられました。そして、彼らが寄贈品としてテーブルサッカー台を選んだことには、年齢を問わずすべての人に「共に体験する喜び」を大切にしてほしいという思いが込められているように感じます。 マーシャル学校長は、YIS の大切な理念のひとつである「すべての場所は学びの場である」という考えに触れ、そのような場所は、目に見えるところだけではなく、目に見えない場にも広く当てはまるのだとお話しくださいました。私たちが訪れる場所や経験することすべてが、学び、そして成長するための可能性につながっているのです。 最後に、学校長は卒業生たちにこう語りかけ、エールを贈りました。 「人生とは、ただ単に与えられたものではなく、自らの手で形づくっていくものです。ですから、たくさん旅をしましょう。新しいことに挑戦しましょう。新しい人々に出会い、好奇心をもち、自分の周りに広がる可能性に思い切って飛び込んでみてください。皆さんがいつかこのキャンパスに戻ってきたときに、私たちは皆さんが卒業後に新たに紡いだ物語や、そこで何を学んだのか聞かせてもらうことを楽しみに待っています」 2026年卒業生には、ELC(幼稚部)から在籍している生徒が6名、11年生や12年生で転入してきた生徒が11名います。この学年は、長い歴史を持つコミュニティでありながら、新しい仲間も温かく迎え入れるという YIS の姿を表す典型と言えるでしょう。また、この学年の生徒の国籍は 24ヶ国、彼らが話す言葉も合わせて14言語に及ぶというところにも、このような YIS の姿が反映されているように感じます。こうした多様性こそが、この学校に世界各地での経験や、異なる視点や考え方、価値観をもたらし、YIS コミュニティをより豊かなものにしているのです。 2026年卒業生が世界へ羽ばたくにあたり、彼らは YIS 卒業生コミュニティの一員となり、本牧の「ドラゴンズ」から、世界各地に広がる「ドラゴンズ」の仲間入りをします。YIS 卒業生の代表も、4月の最後の授業日に来校し、彼らを卒業生コミュニティに迎え入れてくれました。 最後になりましたが、卒業生の皆さんの今後の活躍を心より願うとともに、日本にいようと海外にいようと、これからも皆さんと交流を続けていけることを楽しみにしています。そして、どうぞ忘れないでください。Once a dragon, always […]
Graduation May 2026

By Liz Andrews, Secondary Principal On Saturday May 30th, we recognised the Class of 2026 at their graduation ceremony. This vibrant group of young people were our fifty fourth graduating […]
TOK とは何か & TOK エキシビションを振り返って

TOK ラーニング・リーダー キム・クリーゲ もし、あなたの世界観を表すものをひとつだけ選ぶとしたら、それは何でしょうか? 子供の頃に大切にしていた人形でしょうか? 愛犬のお気に入りのテニスボールでしょうか? あるいは、鉄道の路線図かもしれませんね。私たちは、知識、そしてそれに対する私たち自身の理解に囲まれて生活しています。ですが、自分が「なぜ」そのように考えるのかと、立ち止まって自らに問いかけることは滅多にありません。過去の経験によって、新しい情報の受け取り方が変わるのはなぜでしょうか? そして、他の人よりも自分が本当に「持っている」と言える知識とは、一体どのようなものなのでしょうか? 毎年、11年生の生徒たちは、「知の理論(TOK)」エキシビションを通じて、これらの問いに取り組みます。この取り組みでは、生徒たちは複雑な TOK の「プロンプト(問い)」を、身の回りの具体的な「オブジェクト(物)」と結びつけ、抽象的な概念を現実世界に関連付けて考える機会を得ます。各生徒は、コーヒーカップや子供の頃のおもちゃなど、身の回りのものから3つ選び、それらを、探究を促す35のプロンプトのひとつに結びつけます。これらのプロンプトには、「知ることが不可能なものは存在するのか?」や「知識は誰のものなのか?」といったものまで、さまざまな問いが含まれています。 生徒たちは、自分たちが選んだ「物」とともに、自身の選択の背景にある TOK の概念を掘り下げ、個人的な洞察や学問的な考察を織り交ぜた考察文を準備します。5月5日(火曜日)に開催された、今年度の11年生の TOK エキシビションには、保護者・生徒・教師が参加しました。参加者は、11年生の生徒たちと直接意見を交わし、その対話は、生徒たちが最終原稿をまとめ上げる過程で、自らの考えを整理し、さらに磨きをかける機会にもなりました。このエキシビションは、TOK コースを構成する重要な要素で、1年間の学びの集大成となるものです。 次にコンビニに行かれた時は、「ここで情報に基づいた選択をするには、どのような知識が必要だろうか?」と、ご自身に問いかけてみてください。あるいは、「セブン‐イレブンのほうがファミリーマートより優れていると、どうしたら本当に『知る』 ことができるのか?」という、古くから存在する議論を展開してみてもよいかもしれません。そして、「どうすればそれを証明できるのか?」と。このような問いかけを通じて、11年生の TOK コースで行われている学びを、皆さまにもより身近に感じていただけると思います。
What is TOK & TOK Exhibition Reflection

By Kim Kriege, TOK Learning Leader If you had to choose one object to represent how you view the world, what would it be? A doll from your childhood? Your […]
新たなインパクト戦略の立案について

学校長 カーラ・マーシャル この数ヶ月にわたり、生徒、教職員、保護者、そして理事の皆さまには、学校として進むべき方向性や、新しいインパクト戦略に何を盛り込むべきかについて共に考える様々な活動にご参加いただいてまいりました。 その一環として、4月14日と21日の2回にわたってワークショップを開催し、学校の理想像を支える、いわば「氷山(“aspirational iceberg”)」のような「見える部分と見えない部分」について考える機会を設けました。そこでは、生徒や保護者の方々と共に、本校の最良の未来を支える出来事(events)、行動パターン(patterns of behavior)、思考モデル(mental models)、具体的な成果物や環境(artefacts)について意見を交わしました。また、ワークショップでは生徒たちが記録係として活躍し、保護者の皆さまが互いの意見に積極的に耳を傾け、生徒の学校生活や学校そのものについて質問し、本校の教育活動をより良いものにするにはどうすればよいかと議論する姿を見ることができ、大変嬉しく思いました。 また先般、皆さまのご意見を聞き、学校に対するニーズや期待、課題を把握するため、CIS Community Survey アンケートも実施させていただきました。現在、アンケートで集計したデータから主要な論点や傾向を分析し、そこから新たな洞察を見出す作業を行っているところです。これにより、皆が共通して重視する優先課題や今後の可能性をより明確にすることができます。もちろん、いかなる戦略も、現実から切り離された形で存在することはできません。私たちは、テクノロジー、社会や文化、そして環境に関わる力によって、人々のつながり方や知識の生み出し方が変わりつつある、そのような大変複雑な時代を生きています。ですから、本校の新たなインパクト戦略では、これらの変化をもたらす要因を考慮しつつ、生徒たちの学びとウェルビーイングをしっかりと中心に据えることが大変重要なのです。 5月には、新しいインパクト戦略の最終的な取りまとめを行い、これが次年度にどのような意味を持つのかを明確にしていきたいと思っています。このプロセスと作業については、6月3日(水)午前8時30分より実施する PTSA Community Circle において、皆さまに詳しくご説明させていただく予定ですので、多くの方々のご出席をお待ちしております。 皆さまには日頃より学校活動にご参加いただき、また多大なるご協力をいただき、心より感謝申し上げます。皆さまのお力添えがあってこそ、私たちの取り組みが意義あるものとなり、本校コミュニティにしっかりと根差したものになっていると感じております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
Designing our updated Impact Strategy

By Carla Marschall, Head of School Over the past few months, students, teachers, parents and Board members have been engaged in co-visioning activities to enable us to reflect on our […]
未来につながる価値を生むために

学校長 カーラ・マーシャル YIS は、常に学び続ける組織として進化を重ね、複雑化する世界のさまざまな課題やニーズに応え続けています。YIS が生徒、ご家庭、そして学校コミュニティのニーズに応え続けていくためには、本校の「インパクト戦略」を定期的に見直すことが不可欠です。戦略の見直しは、単に形式的な作業ではなく、生徒一人ひとりの学びと心身の健康と安全を支えるために何を維持し、何を改善すべきかについて、学校コミュニティの皆さまと対話する場所であるべきだと考えています。同様に、こうした対話を持つことは、今日の世界における教育の役割について、いったん立ち止まって根本から考え直す機会にもつながります。 例えば、私たちは次のような問いを自らに投げかけます。社会が急速に変化する中で、本校の教育プログラムがどれほどこの変化に即したものになっているのか。さらに発展させていくべき分野に適切に対応していくためには、私たちの意識や考え方をどのように変えていくべきなのか、と。 このように深く考察していくことで、YIS は現段階で「インパクト戦略」が、本校のミッション、ビジョン、価値観、そして学校コミュニティのニーズと合致しているかどうかを判断することができます。ですが、これは私たちだけでは成し遂げることはできません。皆さまのお声を聞かせていただくことが必要なのです。皆さまのご意見は、私たちの考えをいま一度見直し、新たに生まれつつあるニーズを見極め、将来の計画に学校コミュニティの意見を確実に反映させるうえで重要な役割を果たします。 これを踏まえ、今後の学校の方向性について考える意見交換会の開催を予定しておりますので、以下のとおりご案内申し上げます。2回のセッションのうち、いずれかにぜひご参加いただければ幸いです。 こちらの保護者向けワークショップは、4月に以下の日程で開催いたします。このワークショップでは、これまでに行なってきた保護者の皆さまとの意見交換から明らかになった主な課題を共有させていただきます。また、今後3~5年の「インパクト戦略」の方向性を形づくるにあたり、皆さまのご意見をお聞かせ願えれば幸いです。 4月14日(火)午前8時30分~午前9時45分 於:モミジ/サクラ・ルーム 4月21日(火)午前8時30分~午前9時45分 於:モミジ/サクラ・ルーム 各セッションでは、短いプレゼンテーションの後、少人数に分かれてディスカッションを行い、学校の今後の方向性を導くためのアイデアやご意見をお聞かせいただく時間としたいと思います。 参加ご希望の方は、こちらのフォームから参加登録を行ってください。引き続き YIS の未来をともに創っていくために、皆さまの貴重なご意見をお聞かせいただければ幸いです。
Planning for our Strategic Impact

By Carla Marschall, Head of School YIS is a learning organization that is continually evolving and responding to complex demands in the world. A periodic review of our Impact Strategy […]
YIS アドバンスメント活動:つながりを築き、新たな機会を生み出す

アドバンスメント・コーディネーター ジョナ・レイノルズ 今年度の YIS アドバンスメント活動は、ひとつのシンプルな考え方に焦点を絞って進めてまいりました。それは、卒業生、ご家族、そして支援者の皆様が YIS とつながりを保つことで、現在の生徒たちの学びの経験を深めるとともに、未来のドラゴンズたちの可能性を広げることができる、というものです。卒業生の声を積極的に取り入れるための新たな方法、新たな視点を取り入れたストーリーテリング(卒業生の歩みや体験談などを紹介する活動)、「Chowa Scholarship Fund(Chowa 奨学金基金)」を通じた教育機会の拡充支援など、アドバンスメント・プログラムは、YIS コミュニティの中で着実に広がりと勢いを増しています。 パネルディスカッション~社会で活躍中の卒業生や保護者の声を聞く~ 卒業生や保護者の皆様が、YIS で学ぶ生徒たちのために最もダイレクトな形で貢献していただける方法のひとつが、卒業後の人生を考え始めた生徒たちに、ご自身のリアルな経験を語っていただくことです。今年の「Alumni Panel Discussion(卒業生パネルディスカッション)」では、卒業生の皆様をお招きし、これまでのキャリアの歩みや卒業後に行った様々な決断、その過程で学んだことなどについて、在学生と語り合っていただきたいと考えています。生徒たちが将来の可能性を探り、自信を身につけ、YIS での教育の先に幅広い選択肢が広がっていることを知ってもらう、またとない機会です。パネルにご協力いただける卒業生および保護者の方々を随時募集しておりますので、ご関心のある卒業生・保護者の方は、advancement@yis.ac.jp までご連絡ください。 このパネルディスカッションは、今後の進路について話を聞くだけの場ではありません。卒業生が大学、仕事、クリエイティブな活動、起業、グローバルな人生をどのように切り拓いているのかについて、生徒たちが直接話を聞くことができ、YIS コミュニティのつながりを深める大変貴重な機会でもあります。また、卒業生や保護者の方々にとっては、コミュニティに恩返しするための意義深い関わり方と言えるでしょう。ご自身の経験談こそ、生徒たちがまさに今必要としていることかもしれないと気づかせてくれるからです。 卒業生のストーリーを世界に届ける:卒業生会ニュースレターの刷新(特集記事「スポットライト」) 今年度は、卒業生の皆様とのコミュニケーションの在り方を見直し、よりパーソナルな形で、より継続的に行い、世界各地に広がる多様な卒業生コミュニティを反映することにも力を入れてきました。新しくなった『YIS Alumni Newsletter(YIS卒業生会ニュースレター)』は、キャンパスの最新情報や今後のイベント、卒業生の紹介記事を通じて、卒業生の皆様とのつながりを深めることを目的としています。なかでも、「Alumni Spotlights(卒業生スポットライト)」は、様々な分野で活躍してきた卒業生を称え、そのキャリアや歩みを紹介するコーナーとなっています。 これらの特集記事は、卒業生の輝かしい実績を紹介するだけのものではありません。在校生にとってはロールモデルを見つけるきっかけとなり、卒業生にとっては世代を超えて仲間とつながり、共通のアイデンティティを深める役割を果たしています。ドラゴンズがそれぞれ辿ってきた道は多様ながらも、皆が YIS の精神を胸に刻んで歩み続けていることを感じられる内容となっています。 […]