これまでの4カ月を振り返って-そしてこれから 

これまでの約3年間、妻と子どもたちとともに、温かく活気ある YIS コミュニティの一員として過ごしてきた日々は、私にとってかけがえのない大切な時間だと感じています。ようやく冬の寒さが和らぎ、緑豊かな景色へと移り変わるなかで、最近は屋外での時間を楽しむ機会も増えてきました。最近出かけた栃木や山形をめぐる旅では、銀山という美しい場所を訪れたり、蔵王温泉ではシーズン最後のスキーを楽しんだりもしました。 理事会では財務担当として、学校経営陣や他の理事会メンバーの方々と緊密に連携をとりながら、財政面の監督にあたっています。その際には、本校の長期的な安定を確保するための適切な判断を下すことと、生徒たちの学習環境を整えるために投資を継続すること、このふたつのバランスをとりながら慎重に進めています。 また、テクノロジーおよび AI トランスフォーメーションの分野における経験を活かし、変化の激しい現代において、テクノロジーや AI が生徒たちの可能性をどのようなかたちで広げることができるかという議論にも貢献してまいりました。4月に YIS で開催された「AIFE 2026(AI for Education)」に参加する機会をいただいたことは大変光栄でした。教育に根本的な変革をもたらす可能性のあるこの重要なテーマにおいて、YIS が日本で主導的な役割を担っていることを実感でき、大変嬉しく思いました。 年次総会での選挙からまだ4カ月しか経っていませんが、理事会での活動の密度とスピードを振り返ると、もっと長い時間が経ったように感じています。YIS の輝かしい歴史と、保護者・教職員・スタッフ・卒業生の皆さんから成る温かく支え合うコミュニティが、これからの100年の学校の姿を形作っていくのだと思います。このことこそが、子どもたち、そして YIS の未来についての大きな希望と期待につながっているのです。 理事(財務担当) ファビオ・イリノ

学ぶ側から奉仕する側へ

私が横浜インターナショナルスクールに通い始めたのは1970年代初頭のことです。当時は両親がロサンゼルスかハワイに戻る予定だったため、ここに長くいる予定ではありませんでした。しかし、あれから数十年後、今度は息子が私と同じようにこの学校に通うようになり、いつの間にか私たちは日本に生活の拠点を置くことになっていました。私たちが世代を越えて日本で暮らし続けるようになったのは、まさに YIS が理由だったのです。そして2026年現在、今度は理事会の監査役として、私は今もこの学校に関わり続けています。 YIS 理事会は、さまざまな世代と国際的なバックグラウンドを持つメンバーで構成されており、まるで多様な要素が織り合わさったタペストリーのようです。かつての同級生もいれば、仕事を通じて知り合った仲間、そして理事会の活動や集まりで新たに出会った方々もいます。これは単にこれまでのご縁というだけでなく、信頼と敬意によって益々深まり続けるネットワークだと感じています。100年という長い歴史のなかで、人々は YIS に戻り、それぞれの思いを次世代に繋げてきました。この連続性こそが、この学校の豊かな文化と、時を超えて続く確固たる基盤を築いてきたのです。母校をより良くするために何十年経ってもここに戻ってくる方々に、心から深い敬意を表します。私もその「調和」の精神を受け継ぎ、この学校に奉仕し続けていきたいと思います。 ガバナンス監査役 グラント・ミカサ

From Student to Steward

When I first started at Yokohama International School back in the early 70s, we were not planning to be here too long as my parents were going to return to […]

社会に貢献する力

私はデンマークの小さな田舎町のコミュニティで育ちました。そのため、息子が YIS のような国際色豊かな学校に通えていることに深く感謝しています。私どもの家庭はデンマークと日本にルーツを持っているということもあり(妻は横浜育ちです)、この環境がいかに特別なものであるかを強く実感しています。  一見すると、現在息子が育っている世界は、私自身が育った環境とは大きく異なっているように思えます。ですが、もう少し掘り下げてみると、そこには多くの共通点があることに気づきます。私は、自分が属するコミュニティに貢献し、恩返しをすることが何よりも大切だという価値観のもとで育ちました。幼い頃から、ボーイスカウトや地域のスポーツチームでの活動を通じて、ボランティアとして地域社会に貢献することが生活の一部になっていました。 20年間アジアで生活をしたあとに日本に移り、2022年8月に初めて YIS を訪れた際、ここにも同じようなコミュニティ精神が流れているのを感じ、大変居心地よく感じられました。 現在、私は国際物流を手がけるグローバル企業で、日本を拠点とするチームを率いています。仕事では、長期的な視野に立った思考、規律あるガバナンスの実践、そして多様な文化的背景をもつメンバーと協力することが求められるのですが、これらの経験や視点は、理事会での役割においても大いに活かされると考えています。 こうした思いもあり、2023年8月にガバナンス監査役として理事会に加わらせていただきました。私は、YIS が健全で透明性の高い運営体制のもと、前向きな姿勢を保ちつづけることができるよう、献身的で思慮深い理事の皆さまとともに働けることを大変光栄に思っています。本校の歴史を大切にし、未来のドラゴンズたちが今後も重要な節目や記念すべき年を祝っていける、そのための基盤を築き上げること、それこそが私の願いです。 ガバナンス監査役 ラスムス タケチ-ハンセン

The Power of Contribution

I grew up in a small rural community in Denmark, and even today I feel a deep sense of gratitude that our son can attend an international school like YIS. […]

YISでの歩みに感謝

新学期が始まりまだ2週間しか経っていませんが、冬休みがすでに遠い昔のように感じられます! 私たちの息子は6年生から YIS に通い始め、今年で7年目(そして最終学年)を迎えました。我が家はオランダと日本というミックスルーツの家庭です。私がオランダ人、妻のサヤが日本人、そして息子のシンラは両方の文化の良い部分をうまく兼ね備えて育ちました。 12年生の親として迎えた今年の冬休みは、これまでのものとは少し違いました。大学出願の締め切りがまだいくつか残っているからです。出願書類や支払い、その他の提出物の準備などについて時にやんわりとリマインドしつつ、シンラを信頼して任せ、過度に干渉することがないよう、うまくバランスをとる努力をしてきました。YIS のおかげで息子は自立した大人へと成長しており、心から感謝しています。 私たちはそもそもなぜ YIS を選んだのか。その理由は今でもはっきりと覚えています。他の学校では講堂での合同説明会や集団での学校見学が実施されただけでしたが、YIS は私たちともう1家族(どちらも6年生入学希望)のためだけに個別説明会を企画してくれました。私たちはこの個々の家庭に寄り添う対応に惹かれ、また、YIS を YIS たらしめるコミュニティ重視の姿勢と価値観を初めて体感したのもこの時でした。 こうした私たち家族への配慮とコミュニティ意識が恩返しへの原動力となり、5年前に理事会に立候補させていただくきっかけにもなりました。 現在、理事会には多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっており、それによって様々な課題に取り組む際に幅広い視点がもたらされています。これはとても健全なことで、私はこれを高く評価しています。私はメンバーの中では、おそらく実務家的な立場といえるでしょう。教育分野の経験があるわけでも、YIS 卒業生でもありません。横浜ではなく東京在住ですので、他のメンバーほどキャンパスで過ごす時間も長くはありません。ですが、「レポートより、リアルな成果を」を理念に掲げるコンサルティング企業での経験から、戦略・組織運営・財務のスキルを提供することができますし、現状に甘んじない前向きな姿勢、活発な議論を明確な意思決定と次のステップに導く意欲も持っています。 私は理事会の報酬委員会のメンバーとして、インフレや円安の影響などによる喫緊のニーズに対応しつつ、学校の財政的持続可能性を長期的に見据えた職員報酬の体系づくりに携わっています。また、理事会書記も務めており、健全なガバナンスと将来の参考用として、また法的義務のために、正確な議事録の作成を徹底して行っています。さらに年1回、年次総会での新理事選出を監督する選挙委員会にも所属しています。 今後数ヶ月月は、我が家にとって、そしてすべての12年生とその保護者の方々にとって、胸が高鳴る時期になるでしょう。大学出願から合否の発表もひと段落し、そろそろ新たなステージの準備が始まります。その先に待ち受ける選択が容易か困難かはまだ誰にも分かりません。ですが、シンラの YIS での旅路が終わりに近づいていることは確かです。短期的には、私の理事としての任期が2027年で改選を迎えるまで、私は彼よりもう少し長く YIS に関わり続けることになりますが、シンラは永遠に誇り高きドラゴンであり続けることでしょう。息子の在学中に、理事として YIS をサポートする機会を与えられたことを嬉しく、心より光栄に思います。 理事 ジム・ヴェルべーテン

GRATEFUL FOR THE JOURNEY

We’ve been back at school for only two weeks, and winter break already feels like a long time ago! This is my son’s seventh (and final) year at YIS, after […]